なぜ?なぜなんだーっ!?
瀬戸ダムに向かったのですが、なかなか発見できず、山を登ったり降りたりしました。そしてその時は突然起こりました…。(*_*;
バンバン動かず…。エンジンはかかっているのですが…。(-_-;) この感じ前にもありました…。
「もしかしてクラッチ板が焼き付いたんじゃ…?」
恐る恐るギヤをニュートラルからローに入れて、クラッチを握らずバンバンを押してみると…。
「動くじゃん…。」
いわゆる「クラッチが滑る」という状態になったようです…。
「保険屋に電話するか…。」
自分の保険屋さんは100Kmのロードサービスがついています。電話をすると「電波が入らない…。」
ここは山中…。頂上はすぐそこなのかもわかりません…。またその先に道があるのかもわかりません…。
ここで勇気ある決断!(?) 山を降りることにしました。
「そういえば発電所の前に公衆電話があったような…。」
今の自分の位置を書くとこんな感じです。
旭ダム管理所
⇩
発電所(発電所の前に公民館のようなものがあり、自動販売機と公衆電話ある。ちなみにこの場所でも電波は入りません。)
⇩この間何度も往復。
今いる所(クマ注意の看板がやたらと多い。この時16時ぐらい。)
⇩
頂上?(道があるのかもわからない。)
とにかく降りなければいけないと思う気持ちが強く、ボックスからメガネ等をおろすのを忘れてしまいました…。
降りる途中、黒い獣が…。
「こ、小熊?!」
緊張が走ります。小熊のそばには母熊あり!です。画像を撮る余裕もありません。よーく見ると
「猪か…。」
クマではなかったにせよ、獣がいることがわかりました。
何キロ歩いたのかわかりませんが、やっと公衆電話or自動販売機に到着。(この時17時20分頃。)
ペットボトルのアクエリアスを二本飲み干しました。落ち着いたところで公衆電話で保険屋さんに電話すると2時間かかるとのこと…。仕方がないので待つことに…。
しばらくすると山の上から一台の車が…。その車にはお坊さんが二人乗ってました。山を降りる途中、バンバンをみて運転手はどうしたんだろうと思ってたそうです。経緯を話し安心してもらいました。
「山の上に寺でもあったのかな?」
次に発電所からが帰られる方がいました。しばらくすると再び戻って来られこちらに来ました。どうやら自分を心配して戻って来てくれたようです。ここでもこれまでの経緯を話し安心してもらいました。
やっぱりこんなところで一人でいると皆さん心配なんでしょうね。皆さんの優しさに感謝します。(^^;)
辺りが暗さを増し自動販売機と公衆電話の灯りが点灯します。それ以外は真っ黒に見えます。
「あの暗闇からクマでも現れたらどうしよう。」と不安も増します。そして待ってる間に蚊に刺されまくりです。(ちなみにバンバンのボックスには蚊取り線香が入っていました。)(^^;)
「もしかしたら明日仕事に行けないかも…。」
と不安が限界に達しかけた時、保険屋さんのレッカー車が!よかった!来てくれてありがとー!(^O^) (この時19時20分。)
そしてバンバンを取りに行きました。(ちなみに公衆電話からバンバンまで5、6キロあったみたいです。)
それからJR五條駅にて従兄弟待ち合わせ。(従兄弟が奈良在住でよかった!)
バンバンはとりあえず工場預かり、後日バンバンを修理してくれるお店を探します。
従兄弟に近鉄八木駅まで送ってもらいました。ここまでくればなんとかなりそう!
近鉄八木駅→JR鶴橋駅→JR大阪駅→JR姫路駅で帰りました。
家についたら1時20分。あー疲れた!8月最後の休みは思い出深くなりそうです。(^^;)
そうそう瀬戸ダムですが現在ダムには行けないそうです。行けない場所を探してバンバンを壊すなんて本末転倒ですね。(^^;)